大阪万博 パビリオン紹介 その6

 



  ネタバレ含むので、まっさらな気持ちでパビリオンを訪れたい方は、そっとページを閉じてくださいm(__)m

地獄の初日天国の二日目の記事もよろしかったらお読みください。
 パビリオン紹介その1はこちら。その2はこちら。その3はこちら。その4はこちら。その5はこちら



 アメリカ館 見学時間目安30分
 最初から最後までアメリカン

 予約不可なので、2時間並ぶのがデフォの人気パビリオン。100名ぐらいの完全入れ替え制なので、ガーっと進み、しばし停滞を繰り返します。
 たまたま来場数が少ないときに入ったので、45分ぐらいの待ち時間で入れました。ラッキーでした。混雑時は20時前に閉めてしまうので注意です。
 パビリオンには左右に大きなディスプレイがあり、壮大なアメリカの風景などが流れていて、並んでいても退屈しなかった。


 まず入館すると、アメリカ留学で人生が広がったというような留学生(日本人もいる)たちの声がテレビモニターに流れています。ちょうどトランプ大統領が外国留学生のビザ規制や奨学金取りやめなどを発表し、留学計画が狂ったというニュースが日々流れている中、これは渾身のアメリカンジョークか!? と、突っ込みたくなるが。万博の計画をしていた頃はまだバイデン大統領の時代だったからね……。
 100名ほどのグループで一緒に見学するスタイルで、最初はノリのいいDJ(?)と一緒にマスコットの星と一緒に「共に創出できることを想像しよう」というテーマを歌います。
 次は大スクリーンにて、各州の紹介映像。大谷選手も登場します。よくテレビのニュースなどで流れてきますね。最先端のナノテクノロジーや医療、農業技術など、暮らしを豊かにするイノベーションの展示などを経て、一番のメインは宇宙開発のコーナー。
 ここでは360度スクリーンによって、スペースシャトルに乗って宇宙に飛び立つ気分を味わえます。そして、最後に月の石。
 小さすぎて、よくわかんない(^_^;)
 動画をご覧になって、宇宙に旅立つ気分を味わって見えてください。
 有間的オススメ度★★★★★★




 パソナ館 見学時間目安60分(ショー入れて)
 アトム&ブラックジャックと一緒に未来の医療を見に行く

 開場前から小さなiPS心臓で話題だったパソナ館。
「いのち、ありがとう。」をテーマにした、未来の医療や健康、そして人と人とのつながりを体験できるパビリオン。建物はアンモナイトの螺旋をイメージし、生命の進化やつながりを表しているそう。建物の先端には、「鉄腕アトム」が座っていて、みんなを未来の世界へ案内してくれます。
 まずは生命進化の樹、そしてアンモナイトの化石を見学。
 そのあとに、アトムとブラックジャックの邂逅を描いたアニメを見ます。
 ここでips心臓や未来の医療技術につながっていくというストーリーのよう。
 ips心臓を見た後、遠隔操作で手術を行ったり、未来のベッドなどの展示を見学します。ここではデジタルショーが行われます。30分に一回ぐらいの頻度で行っているようです。こちらは圧巻の演出なのでぜひ見ていってくださいね。もし見逃してしまったかたは、動画をぜひご覧ください。
 面白かったのは、地中体験。モグラにでもなった気分で、地中に住む微生物や蟻などを観察。
 最後はお土産ショップ。アトムやブラックジャックのグッズがたくさんあります。また、淡路島のパンフレットなども(^^)
 有間的オススメ度★★★★★★★★






 ハンガリー館 見学時間目安30分
 生歌を目の前で披露 贅沢なひととき

 音楽教育に力を入れている点をアピール。並んでいるときには、ハンガリーに音楽留学している日本人のコメント映像が流れています。
 展示はなんと、コンサート!
 美しい衣装をまとった女性歌手の、ソロコンサートをすぐ目の前で鑑賞することができます。
 椅子は中央の女性を囲むように二重に円を描いて配置されています。
 椅子は全員分ありますので、体を休めながらじっくりと鑑賞できます。
 撮影OKですが、フラッシュは禁止。自動でフラッシュをたかないように事前に設定しておいてください。二名ほど、途中でフラッシュがたかれ、焦っていましたね。
 雰囲気を壊してしまうので注意です。
 コンサートは10分ほど。館内での待ち時間などを入れる全体でと20分ぐらいかな。歌手の方、何人ぐらい、一日何曲ぐらい歌うんでしょうかね(^^;)
 とても優雅なひとときを過ごさせていただきました。
 有間的オススメ度★★★★★






 中国館 見学時間目安40分
 スケールの大きさを見せつけるパビリオン

 中国人はとにかく大きいものが好き、と聞いたことがあるが、それを体現したかのようなパビリオン。スケールの大きな外観、館内も大きな空間で、恐ろしく大きなディスプレイが目を引く。
 ただ、映像は中国の四季を美しいイラストで見せるだけで、内容はほどんどないです。三階の中国人の一日の映像もあるのですが、あくまでもイメージ動画で、やはり内容は薄いです。
 もっと四千年の歴史や、最先端の技術などの展示を期待していたので、ちょっと肩透かしをくらった感が。
 もちろん歴史にまつわる展示も多少はあります。
 面白かったのは、ガラスケースに入った展示物。
 ガラスに浮かぶ言語に増えると、その言葉で説明文があらわます。また、3Dに触れると、ガラスに品物が写って、それを指先で好きに動かせます。壺も裏側や、底などを観ることができます。
 これから博物館や美術館のの展示方法が大きく変るかもしれませんね。
 最後に月から持ってきた砂や石の展示。
 これはイタリア館のレオナルドダビンチの手書きスケッチや、日本館の火星の石のように、2秒ほどで立ち退きを迫られます。
 なので一応動画には納めましたが、あまりうまく撮れていない(^^;)
 本物が観たい方はぜひ中国館に。
 有間的オススメ度★★★★


(番外編)

 ブルンジコーヒー 

 コモンズAに入っているブルンジ共和国。ここはテイクアウト専門のカフェもあります。
 コーヒーよりも、カヌレパフェが人気。特に若い女性に。写真映えもしますし。
 人気なのですぐには並べず、整理券をいただき、その時間になって初めて並ぶスタイルでした。空いているときはまた違うかも。
 コーヒーは爽やかで飲みやすかったです。逆に言えば、そんなに驚きがなかった。言われなければ、日本のカフェのものと思ってしまうかも。前に飲んだオマーンのコーヒーは、スパイスが効いていていかにも外国の味ってかんじでした。




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