EXPO2025 大阪・関西万博で訪れたパビリオンの感想です。
ネタバレ含むので、まっさらな気持ちでパビリオンを訪れたい方は、そっとページを閉じてくださいm(__)m
地獄の初日と天国の二日目の記事もよろしかったらお読みください。
パビリオン紹介その1はこちら。その2はこちら。その3はこちら。その4はこちら。その5はこちら。 その6はこちら。その7はこちら。その8はこちら。その9はこちら。その10はこちら。
オランダ館 見学時間目安40分
ミッフィーと一緒に学ぶ、水との共存
浮かぶ球体が特徴的なパビリオン。球体は人工の太陽を表しているとか。同じような球体、オーブを持ってパビリオンを回ります。
テーマは水との共存。
国土の多くが水面下に位置するオランダの歴史は水との戦いだった。けれど今は、水と戦うのではなく共存の道を選んだ。そのための技術、知識やアイデアをオーブとともに伝えてくれる。要所、要所でミッフィーが解説してくれます。
大きな球体の中はプラネタリウム。みんながもつオーブの光と連動した演出が幻想的でとてもよかった。
有間的オススメ度★★★★★
ブラジル館 見学時間目安30分
近代アートが示す我々の存在の真意とは?
展示は大きく二つにわかれていて、最初の部屋は床や壁、床一面に薄いビニールのようなもので作られたオブジェが。私が入館したときは部屋中が真っ赤。私は「怒り」もしくは「危機」の表現だと思った。奥のスクリーンには、今世界が抱えている問題が
私たちは何度でも立ち上がれる、そんなメッセージを感じました。
もしかしたら、違うのかもしれませんが……(^_^;)
次の部屋はブラジルのアーティスト、エリオ・オイチシカによって発案された衣服「パランゴレ」と、軽やかさや精神性の象徴である日本の「羽衣」を融合させた「パランゴロモス」の展示。ポンチョみたいなものです。どれも大胆なイラストが描かれています。ランダムで無料配布しているようです。
また、先住民族のペインティングをモデルにした「ペイントアート」も楽しめます。白いペンキ(みたいなもの)と筆が用意され、セルフサービスになっています。私が訪れたときは誰もしていませんでしたが。
パビリオン横にはキッチンカーでブラジルコーヒーの販売もしています。
有間的オススメ度★★★★★
トルコ館 見学時間目安30分
エルトゥールル号遭難事件を中心に日本との絆を展示
館内に入ると目に飛び込んでくる大きな月と太陽のオブジェ。左のスクリーンでは、エルトゥールル号遭難事件をはじめ、トルコの情報が流れます。
その奥にはエルトゥールル号を模した大きな船の模型が。その模型を背に、壁のスクリーンに映し出されたエルトゥールル号遭難事件のアニメーションや、トルコの文化、技術を紹介する映像を観ます。
道になっているせいか、ほとんどの人がスクリーンを見ることなく素通りしていったのは少し残念でした。
展示はほぼ映像のみ。なので、あんまり面白くないという評判がある一方、女性には好評のパビリオン。その秘密は、充実したお土産コーナー。トルコのかわいい雑貨、繊細なトルコ絨毯などを見ることができます。
レストランや館外にはトルコアイスの販売など、プチトルコ旅行気分が味わえます。展示が少ない分、列の進みが早いので、長蛇の列でも意外と早く入館できました。
有間的オススメ度★★★★
イギリス館 見学時間目安40分
イギリスを学びながら可能性を探す旅にでる
テーマは「ひらめきが世界を変えるとき」。産業革命を起こしたイギリスにふさわしいテーマですね。
内容は4つの映像をグループと一緒に見て回る仕様です。イギリスの地理や歴史を混ぜ合わせながら、発見、発明のアイデアを育てていくという流れです。日本の小さな女の子(10歳ぐらい?)が主人公なので、子どもでもわかりやすい作りになっています。クイズ形式などもあり、たぶんお子様向けなんでしょうね。
ガーデンの国らしく、パビリオン周りはちょっとした庭園風になっていて、並んでいるときも癒やされました。
動画を見ていただければ、だいたい内容はわかると思います。
有間的オススメ度★★★★
アンゴラ館 見学時間目安20分
夢を叶えた女の子のストーリー
展示は10分ほどの映像のみ。内容は大家族で幸せに暮らしていた女の子がマラリアにかかり、医療に命を救われ、今度は自分が医師になってみんなを助けようと夢を叶える、という物語。実話だそうです。
外観に「健康教育」と書かれているように、医療と教育の話でした。
インド館やネパール館のように、万博開催からずいぶんと遅れての開館。
ようやく開館か、という感じです(^^;)
展示よりも、ギフトショップやレストランが充実していて、こちらに時間がかかったのか?と思ってしまう。
レストランでは小さな舞台があり、コンサートらしきものをやっていることも(音が漏れてくる)。
有間的オススメ度★★★
フィリピン館 見学時間目安40分
タペストリーが描くフィリピンの魅力
大きなタペストリーがいくつも天井からつり下がっています。ひとつひとつがとても凝っていて芸術的。プロジェクションマッピングとも合わせて、動く立体的な絵画のようです。
7000以上もの島からなる国家、フィリピン。タペストリーにはフィリピンの地方の紹介や特産、産業などが描かれています。
面白かったのは、スクリーンの前で花や魚と合体した姿になって踊るコーナー。これが目玉? 不思議な姿をした自分のアバターが踊っているのは楽しいですね。子どもだけではなく、大人もノリノリで体を動かしていました。
AIフォトコーナーでは、花や魚と自分の顔を合体させた写真が撮れます。が、混んでいて30分以上待ちだったので、私はスルーしました。正直、これくらいなら、パソコンさえあれば自分でもできますし。
でも、いい思い出になるので、時間があればぜひチャレンジを(^^)
有間的オススメ度★★★★
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